タイドラマ「2gether」はゲイに振り回されるタインと、軽音部兼学部のサッカーチーム所属の超イケメン・サラワットという、タイプ違いのイケメンたちが紡ぎ出すラブストーリー！

キャストのイケメン度、ストーリーの面白さに世界のBL好きが大注目！Twitter世界トレンド1位を記録するなど、話題性、人気共にタイBLドラマ史上No.1と評される超話題作「2gether」全13話を動画配信中！動画配信なら、いつでもどこでも好きな時に楽しめます。

１．ウェルカムパーティで衝撃のキス！

軽音部にはタインのようにサラワット目当ての女子学生だらけだ。新入部員のウェルカムパーティが開かれ、ゲームでサラワットとタインはペアになる。

ポッキーを両端から食べて行ってどこまで短くなるか。悲鳴にも似た歓声の中、ポッキーがなくなる寸前にサラワットはさりげなくタインにキスをした。

タインはショックでボンヤリしてしまい、「ただのゲームなのに真剣になるな」と怒った。

サラワットは「彼氏になってくれと頼んだのだから、キスくらい何でもないだろ」とタインの頭をなでる。

２．サラワットのおかげで再テストで合格！

テストに合格しないと軽音部に残れない。タインがたどたどしくギターの練習をしていると、見かねたサラワットはギターを貸してくれた上、指の押さえ方から丁寧に教えてくれた。

いつもプンプンしているサラワットと全く違う態度にタインは驚く。すかさず彼氏になってくれと頼むが、やはり無視される。

軽音部のテストに臨んだタインはズルをして追い出されそうになるが、サラワットにギターを借りて再挑戦する。さんざんだったが、なぜか合格。サラワットに報告すると「いいよ、お前の偽の彼氏になってやる」。

３．偽の彼氏はやっぱりわざとらしい？！

晴れてサラワットが彼氏になったので、タインはグリーンに見せつけることにした。翌日、狙い通りサラワットはグリーンの前に現れたが、黙って通り過ぎただけ。

憤慨するタインにサラワットは「もう恋人のフリが始まってたとは知らなかった」と謝った。

学食でグリーンにつきまとわれていると、サラワットが現れたが何ともわざとらしい。サラワットはドラマで見たようにやったと言う。

「付き合うフリが下手なんだよ。誰かに恋したことないの？」とタインがイラつくと、サラワットの表情がいきなり変わる。

４．ライバルは「チームサラワットの妻」！

サラワットはSNSを全くやっていない上に、無口で無愛想であまりに情報が少ない。

ファンたちはサラワットについてのニュースを共有するためグループチャットを作った。グループ名は「チームサラワットの妻」。サラワットに偽の彼氏になってくれるよう頼むため、タインもよく活用していた。

しかしサラワットと知り合ってしまうと面倒な存在になる。サラワットがギター演奏の動画を録画すると、あっという間に大学中に拡散。サラワットの隣にタインがいるのを見た女子たちに、二人は付き合っているのかと詰め寄られる。

１．ウィンとウィーラチット監督の幸せな出会い

本作「2gether」の監督ウィーラチットは2016年タイのテレビドラマ「Senior Secret Love」を初めて演出、2017年に「Teenage Mom」、2018年に「Kiss Me Again」など作品ごとに10代20代を中心に圧倒的な人気を集めてきました。

人気のひとつはキャスティングと言われています。今回の「2gether」でタイン役に大抜擢したウィン（Win）は本格的な演技は初めての挑戦。もちろん主役も初めて。キャリアに関わらずイメージに合った俳優を、大胆に採用してきたことがヒットにつながりました。

ウィンはタイの名門タマサート大学経済学部を卒業。中国系タイ人で、高校時代にアメリカに留学し英語も得意です。

２．音楽もビジネスにも明るいブライト

デビューしたてのウィンに対して、サラワット役のブライト（Bright）は2013年に芸能界入りしたややベテラン。2016年には映画『Love Say Hey』で俳優デビューし、「Love Songs Love Series」などドラマに出演してきました。ウィーラチット監督とは「Social Death Vote」以来、2度目のタッグを組むこととなりました。

プライベートでは音楽が好きで、特にギター、ドラム、ベース、キーボードの演奏が得意なので、軽音部のスターサラワット役にぴったり。実際に歌手としても活動しています。

2020年現在、バンコク大学でマーケティングを専攻していて、2020年5月に自分自身のブランド「Astrostuffs」を立ち上げたばかりです。

３．Scrubbは実在するタイのバンド

「2gether」の原作はタイで大人気となった「Because We Belong Together」という小説です。原作者のJittiRainはバンドScrubb（スクラブ）の大ファン。

ドラマでも「幸せなときにScrubbの歌を聴くと、もっと幸せになる」とか「恋をしている時に聴いたら、もっと深く恋に落ちる」といったセリフはストーリーの中で大切な役割をします。「悲しいときに彼らの歌を聴くと元気になる」は作家自身の実体験に基づいているかもしれません。

Scrubbはトップクラスの人気を誇る実在のバンドで、来日してライブを披露したこともあります。タイではこの小説をきっかけにさらにファンが増加。ドラマ化されて楽曲を主人公が歌い、ライブのシーンにメンバーたち本人が出演するなどすっかりメジャーなバンドとなりました。

４．タイの大学生は制服を着て通学！

タインたち学生のスタイルは日本の中学や高校の制服に似ていて、日本人には親しみが持てます。

タイの大学では制服を着ることが規則で決められていて、女子は白いシャツに黒か紺のスカート、男子は白いシャツに黒か紺のパンツとなっています。

原則的にこのスタイルは国公立大学はだいたい同じで、シャツの袖丈が男子が長袖で女子は半袖と指定されていたり、パンツやスカートの色は学部によって分けられたりする大学もあるようです。

こうした規則を踏まえた上で、ドラマではタインがセーターや上着を羽織っていたり、サラワットはワイルドな感じにシャツを着崩したりと個性を光らせています。