第1話(高画質日本語字幕版)を無料で観よう!
17歳のあの日から止まっていた時計が再び動き出した―。ゆっくりだけど確かに。二人の時を取り戻すように。
ウ・ソリはバイオリンを学ぶ高校生。音楽に熱中するあまり道路工事に気付かなかったり、同級生スミの体操服を間違えて着て帰る天然キャラだ。
事故で両親を亡くした後も、叔父夫婦に支えられバイオリンを続けてきた。才能を認められドイツに留学も決まるが、その矢先に交通事故に遭う。
一方、絵を描く高校生コン・ウジンは一目惚れした女子生徒にいつか告白するつもりでいた。体操服の名札からノ・スミという名は分かっている。でもバスの中で会ったものの、何も言えないまま降りてしまった。直後にバスは交通事故に巻き込まれノ・スミは亡くなり、ウジンは心に深い傷を負う。
13年後、ソリは昏睡状態から奇跡的に目を覚ます。鏡をのぞくと30歳の姿の自分が映っている。しかし、心はあの日の高校生のまま。
交通事故の日から心を遮断してしまったウジンは、海外で放浪生活を送っていた。海外に医療奉仕に行くという姉に頼まれ、甥のチャンと暮らすため韓国に戻る。
「30だけど17です」の登場人物をチェック!
今、空白の恋が動き出す♪
コン・ウジン役
ヤン・セジョン
笑顔を忘れた面倒なおじさん。
舞台装置デザイナー。舞台模型を作るため、目に付いたものは何でもメジャーで測る。人の迷惑を考えないで測るのでトラブルも多い。高校時代に交通事故を目撃してから心を閉ざしてしまった。甥のチャンを可愛がっている。
ウ・ソリ役
シン・ヘソン
目覚めても問題だらけの眠り姫。
高校生の時にドイツ留学を目前にして交通事故に遭い、13年間も昏睡状態にあった。目覚めると自分の顔や周囲の状況の変わりように驚き大混乱する。高校生のままの心で考えたり行動するので、30歳にしては素直で率直すぎ。
ユ・チャン役
アン・ヒョソプ
叔父の行く末を案じる純粋な高校生。
コン・ウジンの甥。ドイツ生まれ。エネルギッシュな高校3年生でボートに打ち込んでいる。友達のヘボムとドクスはボート部の仲間で、いつも食べ物のことばかり考えている。11歳差の叔父ウジンには昔のように明るくなってほしいと願う。口癖は「Don’t think. Feel(ドント・シンク・フィール)」で、ポジティブでまっすぐな性格。
17歳で時間が止まったままの2人が贈るヒーリングラブコメディ♪
1.ネギで殴られた雪男
髪はボサボサ、ヒゲだらけの男は韓国行きの飛行機に乗った。連れている犬には優しく声をかけるのに、女性に犬の年齢を尋ねられても「さあね」と全く愛想がない。
空港に着くとイヤホンをして周囲を遮断。いきなりメジャーを取り出し、ベンチを計測し始めた。彼は舞台デザイナーのコン・ウジン。
自宅の前に着くと、怪しすぎる風体のせいで新任の家政婦にこっぴどくネギで殴られる。
一方、長い眠りから目覚めたウ・ソリに看護士たちは何も教えてくれない。とうとう病室を抜け出した。
2.ホームレスになった?!
ソリが住んでいた家は叔父さんもいなければ、持ち主も変わり別人が住んでいた。ソリは仕方なく叔父の会社を探すが、跡形もなく無くなっていた。
私は叔父夫婦に捨てられたのだろうか。あんなに音楽活動を応援してくれたのに。不安な気持ちがどんどん押し寄せてくる。
懐かしい街は高層ビルが林立し、どこにも行くあてなどない。公園で野宿しお腹を空かしていると、ホームレスと間違われチョコパイをもらえた。その大事なチョコパイをメジャーを持った男にお尻で踏まれてしまう。
3.どこからか泣き声が…
ソリはバイオリンがあるかもしれないと、もう一度あの家に行く。
その晩、女の弱々しい声が家の中を響き渡り住人たちを不安にさせる。暗闇の中、書棚の一部が扉のように開き這うようにソリが現れた。ソリは荷物を持って出ようとしたが、空腹のあまり眠り込んでしまったのだと言う。
家が売りに出されていると知ったソリは、住まわせてもらい叔父夫婦を探し出し買い戻してもらおうと考える。
トックを助けてもらった恩があるので、ウジンはソリに1ヶ月間という期限付きの同居を許す。
4.バイオリン修理のため
バイオリンは見つかったが、長いこと弾いてなかったので直すところが多い。修理費はなんと200万ウォン!ソリは費用を稼ぐために音楽教室の仕事を探すことにする。
ジェニファーは連絡先になり、服まで貸してくれるなど応援してくれた。しかし高校を卒業していないこと、留学は決まっていたが音楽大学に行っていない経歴ではどこも雇ってくれない。短期バイトの話も取り消されてしまう。カフェも30歳ではダメ。
チャンは「生きていれば、いい日がくるから」とソリを慰めてくれる。
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ヤン・セジョン、シン・ヘソン関連情報をチェック!
1.舞台デザイナーは元テコンドー選手?!
心を閉ざす男コン・ウジン演じるヤン・セジョンは1992年生まれ。セジョン(世鐘)は本名で「世の中の鐘を鳴らせ」という意味が込められているそう。
高校時代はテコンドーに打ち込んでいましたが、初めて見た演劇に感動し俳優に進路を変更。初めてドラマ撮影に参加した「師任堂(サイムダン) 、色の日記」で1人2役を、2018年の「デュエル~愛しき者たち~」ではなんと1人3役に挑戦。そして、ソ・ヒョンジン、キム・ジェウクと共演の「愛の温度」で大ブレイク!
「30だけど17です」では心の扉を少しずつ開けていく難しい役を任され、顔よし演技よしの評価を確実にしています。
ちなみに初回の長髪ヒゲだらけの男の撮影後に髪を切りさっぱりした姿で現場に行くと、スタッフから「どなた?」と言われたそう。
2.悪役のいないヒーリングドラマ!
「30だけど17です」のソリは実年齢は30歳で心は高校生という設定。自分の感情に素直で、他人の悪口を言ったりしない性格のいい女性です。
みんなからミスター・コンと呼ばれるウジン、「ドント・シンク・フィール」と温かく力強い言葉でソリを励ますチャン、決して笑顔は見せないが温かな心の持ち主ジェニファー、そしてウジンの家に我が家のように入りびたりするチャンのボート部の仲間も、みんないい人。ひと昔前の韓国ドラマに欠かせなかった悪役なんてものはなし。
回が進むほどにぐいぐいストーリーに引き込まれてしまう効果を韓国でクレシェンド展開と言いますが、見事な展開で最終回まで同時間帯視聴率1位を独走。
さらに、2018年12月末に行われたSBS演技大賞では、シン・ヘソンが最優秀演技賞、ヤン・セジョンが優秀演技賞(共に月火ドラマ部門)、イェ・ジウォンが助演賞、アン・ヒョソプが新人賞、シン・ヘソンの子役を演じたパク・シウンが青少年演技賞して5冠を達成。
悪役にイライラしない、ストレスをためない癒やし系ラブストーリー。また犬のトックとひよこも大事な役どころを務めたことから「犬ひよこも演じるドラマ」とも呼ばれています。
3.ウォンビンに憧れて芸能界入りしたシン・ヘソン!
いつも明るい性格のソリを演じたシン・ヘソンは、「秋の童話」のウォンビンに会いたくて芸能界を目指しました。中学校3年から演技スクールに通い演劇科のある芸術高校に進み、大学でも映画芸術学を専攻。
デビューはオーディションで勝ち取ったドラマ「ゆれながら咲く花(原題:学校2013)」と遅咲きの23歳の時でした。
2016年の「ドキドキ再婚ロマンス~子どもが5人!?~」、2017年の「秘密の森~深い闇のむこうに~」と「黄金の私の人生」で国民の娘と呼ばれるほど人気が広がりました。
脚本家のチョ・ソンヒとは「ナイショの恋していいですか!?」「彼女はキレイだった」に続き、「30だけど17です」が3作め。初めからシン・ヘソンをソリ役にイメージしていたそうです。
「30だけど17です」の癒しキャラ・癒し言葉!
1.癒しのわんこトック&ひよこ♪
17歳の時、ソリが飼っていたわんこ“ペン”。犬種はチワワ。叔父夫婦が置いて行ったペンを、ウジンがトックと名付け飼っています。久しぶりにソリに会えたペンは元気を取り戻し、ソリがウジンの家に住めるようきっかけを作ってくれる恩人ならぬ恩犬。
また、ときにチャンの恋愛相談相手にもなってくれるひよこの可愛らしい姿にも癒されます!
2.おじさんをハングルで!
「30だけど17です」には二人のおじさんが出てきます。日本語の音は同じおじさんですが、韓国語のセリフでは区別されています。
ソリを親代わりに育ててくれたのは母親の弟である叔父さん。韓国語では「ウェサムチョン(외삼촌)」。
一方でソリがウジンに呼びかける時に使うおじさんは、一般的に年上の男性に対する呼称「アジョシ(아저씨)」。ソリとウジンは30歳で同い年なのでこの言い方はかなりおかしいですが、ソリの心は17歳のままなので納得ですね。
3.おばさんをハングルで!
チャンはジェニファーのことを当初はおばさん、韓国語で「イモニム(이모님)」と呼んでいました。本来は母方の叔母さんへの呼び方ですが、最近だと年配のおばさんを呼ぶときに幅広く使われています。
また、チャンはソリに対してもおばさんと呼んでいますが、こちらは韓国語で「アジュンマ(아줌마)」と言います。
ハートウォーミングなストーリーが好評を博した脚本家と、温かく繊細な演出で手腕を発揮した監督がタッグ!
監督:チョ・スウォン 「君の声が聞こえる」「ピノキオ」
脚本:チョ・ソンヒ 「彼女はキレイだった」「ナイショの恋していいですか!?」
原題:「서른이지만 열일곱입니다」(30だけど17です)
韓国放送:韓国の地上波<SBS>の月火ドラマとして、2018年7月23日~2018年9月18日(最終回)に放送。韓国放送オリジナル版は各話30分で全32話。
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©SBS