第1話(高画質日本語字幕版)が無料!
実在した奇皇后の生涯をダイナミックにアレンジし、感情を揺さぶる愛と闘いを壮大に描いたエンターテインメント・ロマンス史劇!
幼い頃、貢女として元に運ばれる途中で母と逃げ出したスンニャン。だが、母は追手に殺され、逃げのびたスンニャンは男として生きることを決め、親元派の重鎮ワン・ゴに仕え、彼が最も信頼する手下へと成長する。
弓などの武術に長けたスンニャンはチンピラたちのボスとしてその名が知られるようになるが、そこに別のグループのボスであるワン・ユが勝負を挑む。実はこのワン・ユこそ高麗の王子なのだが、実質的な権力者であるワン・ゴの目を欺くために放蕩な生活を送っていた。いがみ合うスンニャンとワン・ユだが、2人はワン・ゴが手を染めている塩の密売事件を巡って協力し合うことで、互いの素性も知らぬまま絆を深めていく。
この事件の後、ワン・ユは王に即位し、一方のスンニャンは手下が盗んだ指輪から自分の父親が巡軍万戸府の万戸長だと知る。武術に自信のあるスンニャンは兵登用試験に応募し、自分の正体を明かさずに見事に合格。その武術の腕前から父親の側近に抜擢される。
ある日、元から皇太子のタファンが流刑で高麗にやってくることに。巡軍万戸府はタファンの護衛を任せられることになり、スンニャンもそれに同行する。元の権力者から命を狙われているタファンとスンニャンは運命的な出会いを果たす。スンニャンはワン・ユと再会し、彼が高麗王であることを知り驚愕するが、ワン・ユはスンニャンにタファンから片時も離れるなと密命を下す。
ワン・ユの失脚を目論むワン・ゴは、タファンが高麗で死ねば、その責任を問いワン・ユを退位に追い込めると考え、タファン暗殺に加担する。タファンはスンニャンの助けで間一髪で危機を乗り越えるが、陰謀によりワン・ユは退位させられる。スンニャンはタファンの裏切りにより父を亡くしてしまい、彼への復讐を誓う。
ワン・ユとスンニャンは貢女とともに元に送られ、その途中でスンニャンが女性であることが暴かれてしまう。元の権力者の娘を娶る約束をしたタファンは、元に戻り皇帝の座に就く。ワン・ユは戦場の最前線に送られ、スンニャンは皇室でムスリ(下女)となる。虎視眈々とタファンの命を狙うスンニャン。しかし、皇后の陰謀に巻き込まれた彼女に次々と試練が降りかかる。彼女は逆境に屈せず、自らの運命を切り開いていく。
相関図(1-10話)、相関図(11-20話)、相関図(21-40話)、相関図(41-51)をチェック!
キ・スンニャン/キ・ヤン役
ハ・ジウォン
後に強国・元の皇后となる高麗人女性
幼いころ両親を死に追いやった者への復讐を胸に、男として生きてきた。高麗王のワン・ユ、強国・元の皇太子タファンと出会い、ふたつの愛を一身に受けることになるが…。
相手俳優の魅力を巧みに引き立てることでも名を馳せる名女優ハ・ジウォンが凛とした強さと女性らしいしなやかさ、美しさを併せ持つスンニャンに扮し、絶頂のヒロイン像を披露しています。運命に翻弄されながらもひたむきに彼女を想いつづける男性陣とともに、ドラマを大きく盛り上げました。
ワン・ユ役
チュ・ジンモ
高麗の王
王子時代にヤンと出会っており、後に互いに思いを寄せ合うようになる。元の陰謀で、流刑されてきた元の皇太子タファン暗殺未遂の罪を着せられ、廃位のうえ、元に連行されるが…。
タファン役
チ・チャンウク
元の皇帝
流刑先の高麗で命を狙われた際、スンニャンに出会い、恩人となった彼女に友情を感じる。やがて皇帝であった幼い弟の死を受け皇帝となるが、彼女への思いは友情から愛情へと変わっていく。
タナシルリ役
ペク・ジニ
タファンの正室皇后
ヨンチョルの娘。実力者ヨンチョルの娘であることを誇りにし、嫉妬深く、時には人を殺すことさえも辞さない。父のためにタファンの正室となり、彼が寵愛するヤンに嫌がらせを働く。
タルタル役
チン・イハン
ペガンの甥
寡黙で冷静沈着な人物。早くから漢文学を勉強し文人たちとの交流も深い。その素養と知識が買われ、ペガンの傍で策士として行動している。側室候補となったヤンの学問の師。ヤンの資質を認め、助力する。
ふたつの国 ふたつの愛―。希代のヒロイン、奇皇后の波乱万丈な生涯を描く!
1.時代劇の女王 ハ・ジウォン主演のメガヒット作!
大人気女優ハ・ジウォン主演のエンターテインメント・ロマンス史劇 「奇皇后」。「チェオクの剣」での勇敢な茶母(タモ)、「ファン・ジニ」での華やかな妓生など、多彩な姿を見せてきたハ・ジウォンが本作で7年ぶりに歴史ドラマに復帰することで韓国放送前から話題を集めました。
ハ・ジウォンが扮したのは、13世紀末から14世紀中頃にかけて東アジア領域を支配し巨大帝国・元を37年間も揺るがした実在の高麗人女性「奇皇后」。その美しさと野望、才覚で強国・元を揺るがしながら、決して失わなかった高麗人としての誇り―。その数奇な運命を力強く描いた本作は、慣れない他国で自らの人生を切り拓いていった奇皇后の波瀾万丈の生涯をベースに、貧しい貢女の娘から皇后まで上り詰めるサクセスストーリーと、彼女を巡る二人の王との切ない愛の物語を織り交ぜダイナミックに描いています。
2.共演のチュ・ジンモとチ・チャンウクに注目!
百想芸術大賞の最優秀演技賞を獲得した映画「霜花店(サンファジョム)-運命、その愛-」でも高麗王役を務めた俳優チュ・ジンモは「奇皇后」でワン・ユに扮し、2度目の高麗王を演じました。
一方、「蒼のピアニスト」「THE K2」「ヒーラー~最高の恋人~」などで日本でも人気急上昇中の若手俳優チ・チャンウクは、映画やドラマ、ミュージカルなどで鍛えられた演技力を存分に発揮。“タファン”との出会いでその真価を発揮し、その潜在力を証明したことから“チ・チャンウクの再発見”とも言われました。3人の切ない愛の三角関係も見逃せません。
3.「Dr.JIN」「太陽を抱く月」の豪華制作陣が集結!最高視聴率を毎回更新!
製作費約25億円!脚本は「ジャイアント」「お金の化身」などの骨太のヒット作を世に送り出してきたチャン・ヨンチョル&チョン・ギョンスンのコンビが担当し、演出は「Dr.JIN」のハン・ヒ、「太陽を抱く月」のイ・ソンジュンが手がけるなど、時代劇の超一流スタッフが集結。骨太なストーリーと巧みな演出で、韓国では同時間帯のドラマをおさえて、視聴率レースを独走(最高視聴率28.7%)し、韓国人が好きな番組1位に浮上(同年3月)するほか、MBC演技大賞でも大賞を含む7冠を達成したメガヒット作となりました。
*2013年MBC演技大賞 大賞(ハ・ジウォン)ほか7冠/2014ソウルドラマアワーズ シリアルドラマ 最優秀賞/2015ヒューストン国際映画祭 TVシリーズ-ドラマ部門 審査委員特別賞
それぞれ異なる魅力を持ち、スンニャンをこよなく愛する男たちをチェック!
ひたむきな愛を貫く孤独な男“タファン”
演じるのは、チ・チャンウク
迷惑男からヒロインへのひたむきな想い、狂気に近い嫉妬など様々な表情を見せるチ・チャンウクは、奇皇后、ワン・ユとの三角関係の火付け役も見事に果たし、本作ファンの絶大なる支持を集めていました。
冷静沈着だが、熱い想いを心に秘める男“ワン・ユ”
演じるのは、チュ・ジンモ
国民を一番に思うやさしさ、男らしさ、強さ、知性、包容力を持ち合わせた“ワン・ユ”役は、まさにチュ・ジンモという俳優にピッタリ。スンニャンとは相思相愛でありながら運命の歯車に狂わされる二人ですが、それでも最後まで純愛を貫くワン・ユに胸を打たれること必至です!
陰で見守りつづける男“タルタル”
演じるのは、チン・イハン
これまでに無かった新しい策士像を披露し、“セクシーな知略家”という異名を獲得したチン・イハンは、最後までスンニャンを守りぬき、もう一人のスンニャンの男として注目を集めていました。スンニャンへの想いは、果たして“恋”か“忠誠心”か。最後まで目が離せません。
ふたつの愛、応援するのはどっち…?
スンニャン×タファン
皇帝の育て方
無知で軟弱だったタファンはスンニャンに出会い、自分の奥底に秘められていた能力に目覚めていきます。そんな彼をスンニャンは、時には厳しく、時にはお母さんのようにやさしい言葉をかけ、励まし続けます。かつては、周りに迷惑ばかりかけていたタファンが凛々しい青年へ、そして強国・元の皇帝へ劇的な進化を遂げる瞬間を、スンニャンとともに見守ってはいかがでしょう。
スンニャン×ワン・ユ
本当は、守られたいよ…
タファンとは真逆とも言えるワン・ユとの関係。常に冷静沈着で包容力のあるワン・ユに、スンニャンは何度も助けられます。残酷な運命に翻弄されるスンニャンの心は、ふたつの愛のうち、果たしてどちらに傾いていくのでしょうか。3人の交差する想いが、見る者の心まで熱く揺さぶります…!
歴史上の“奇皇后”はどんな人?
奇皇后(きこうごう、1315年頃 - 1369年もしくは1370年以降)は、14世紀の元(げん)朝最後の皇帝である順帝(ジュンテイ=トゴン・テムル)の皇后です。高麗出身で、北元皇帝アユルシリダラを生んでいます。
もともと高麗人・奇子敖(キ・ジャオ)の娘で、高麗貢女として元廷に献上されましたが、宮女として順帝の食膳の給仕などをしていたところ、次第に順帝の寵愛を得るようになりました。
順帝には最初ダナシリ皇后がおり、奇氏は嫉妬にかられたダナシリからたびたび嫌がらせを受けていましたが、ダナシリの兄が謀反罪で捕らえられたことから、ダナシリも同罪を問われることに。その後1337年順帝にはコンギラト部出身のバヤン・クトゥク(伯顔忽都)皇后が冊立され、奇氏は次皇后となりました。
その後の業績については、大半が記録として残っておらず、賛否両論が存在するため、本作の制作が決定した際にも韓国国内で大きな注目を集めていました。いずれにしても、元や高麗時代に多大なる影響を及ぼした希代のヒロインであることは間違いなく、本作の放送を機にその名が広く知れ渡ることになったのでした。
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(c)Lee Kim Production/MBC