「この映画が見たい」の声が生んだ、100年先に伝えたい珠玉のアニメーション!
日本中の想いが結集して生まれた、100年先に伝えたい珠玉のアニメ映画。監督を務めるのは、『マイマイ新子と千年の魔法』で注目された片渕須直。6年もの歳月をかけ、こうの史代の原作の世界観を丁寧に映像化した。
ヒロインを演じるのは、女優・のん。大切なものを失いながらも、明るく前を向いて生きるすずに、命を吹き込む。さらにコトリンゴの優しく力強い音楽が、全編を彩る。全世代に静かで確かな勇気を与える感動作。
以下、主な受賞歴。
*第40回日本アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞/優秀音楽賞(コトリンゴ)
*2016年 第90回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画ベスト・テン第1位/日本映画監督賞(片渕須直)など
*第71回毎日映画コンクール 日本映画優秀賞/アニメーション部門 大藤信郎賞/スタッフ部門 音楽賞(コトリンゴ)
*第59回ブルーリボン賞 監督賞(片渕須直)
*第26回東京スポーツ映画大賞 作品賞
*おおさかシネマフェスティバル2017 日本映画/作品賞ベストテン 第1位/日本映画 個人賞 音楽賞(コトリンゴ)
*第38回ヨコハマ映画祭 2016年日本映画ベストテン第1位/作品賞/審査員特別賞(のん)
*広島国際映画祭2016 ヒロシマ平和映画賞(この世界の片隅に)
昭和20年、広島・呉。わたしはここで生きている。
すずは、広島市江波で生まれた絵が得意な少女。昭和19年、20キロ離れた町・呉に嫁ぎ18歳で一家の主婦となったすずは、あらゆるものが欠乏していくなかで、日々の食卓を作り出すために工夫を凝らす。
だが、戦争は進み、日本海軍の根拠地だった呉は、幾度もの空襲に襲われる。すずが大事に思っていた身近なものが奪われてゆく。それでもなお、毎日を築くすずの営みは終わらない。そして、昭和20年の夏がやってきた。
(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会