猛スピードで走るクルマを避けようとして、エーはピートとぶつかってしまう。エーはピートを病院に連れて行き、「お大事に」とメモを残して立ち去った。その時からピートは心優しいエーに惹かれ、エーはピートが放っておけなくなる。ピートが「僕はゲイです」と告白した時、エーの心の中でピートは友達以上の存在になりかけていた。
大学生たちの甘酸っぱい恋を詰め込んだ青春ラブストーリー♡
スマホに気をとられて道路に飛び出したピートは、車を避けようとして工学部に向かっていたエーと衝突する。かすり傷とはいえ責任を感じたエーは、すぐにピートを病院に運んだ。
実はピートがスマホに釘づけになっていたのは、トランプが送ってきたメールのせいだった。「ゲイであることを母親にバラされたくなければ金を払え」と脅してきた。ピートは困ってメソメソしていたが、エーに全てを話して勇気づけられる。エーのアドバイス通り、ピートは思い切って母に告白。母はピートを受け入れ抱きしめてくれた。
ところでピートはベンツを運転して大学に来てるせいか、学内のシャトルバスの乗り方も知らなければ学食で並んだこともない。エーは一つ一つをピートに教え、寮の自分の部屋に案内し友人を紹介した。エーのルームメイトのポンドが「お前たち怪しいぞ」と冗談で突っ込むと、ピートは頬を赤らめる。
「ラブ・バイ・チャンス/Love By Chance」登場人物の関係!
タイBLドラマの魅力は顔良し、体良し、演技良し♡なキャスト♪
エー(Ae)役
タナポン・スクムパンタナーサーン
情に厚い体育会系硬派男子。
工学部の学生。サッカー部に所属し、毎朝ランニングを欠かさない。勉強もスポーツも真面目に挑む。責任感が強く、とことん面倒見がいいので友達が多い。恋人はまだいない。家族を大切にし、特に姪のイムを可愛がっている。
*プロフィール:愛称は、Perth(パース)。誕生日:2001年3月20日。身長:178cm
ピート役
スパポン・ウドムケーオカンチャナー
守ってあげたいお坊ちゃま。
国際学部の学生。裕福な家庭の息子。性格は内気でおっとりしている。思ったことがなかなか言えず泣き虫。ゲイであるために傷ついた経験があり、臆病なところがある。友達は少ないが、偏見や経済格差で人を判断しない。
*プロフィール:愛称は、Saint(セイント)。誕生日:1998年4月17日。身長:181cm
ティン役
ピーラウィット・アッタチットサターポーン
性格に難点ありの氷の王子。
国際学部の学生。黒いベンツで通学する。容姿と経済力に恵まれて女子学生にモテモテなのに、冷たい表情のまま無視する。自分は上流階級の人間という特権意識があり、ピートが庶民のエーと仲がいいのが気に入らない。
*プロフィール:愛称は、Mean(ミーン)。誕生日:1998年3月5日。身長:180cm
キャン役
ラッタウィット・キットウォララック
手の焼ける新入生。
サッカー部の一員。友達愛に溢れている。食いしん坊でお調子者な性格のため、しばしばキャプテンのテクノーの頭を悩ませている。
*プロフィール:愛称は、Plan(プラン)。誕生日:1997年2月19日。身長:176cm
シワット・チャムローンクン(Mark(マーク))
ケンクラ役
テクノーに想いを寄せる高校生。
ナパット・ナ・ラノーン(Gun(ガン))
テクノー役
カリスマ性ゼロのサッカー部キャプテン。
キーラティ・プアンマリー(Title(タイトル))
タム役
ターの義理の兄。
カッサモンナット・ナームウィロート(Earth(アース))
ター役
深い傷を抱えるタムの弟。
ハラハラドキドキが止まらない!胸キュンシーン満載で贈る大学生たちの甘酸っぱい恋♪
1.姪が言っちゃった!「叔父さんが会いたいって」
寮暮らしのエーは久し振りに実家に帰った。姪のイムと遊びながら「叔父さんの友達は、白い肌に赤い唇それに柔らかい頬」と話しているうち、無性にピートに会いたくなる。エーがイムをそばに置いて電話すると、ピートはまだ顔を洗ってないからと寝起きの顔を見せない。
無邪気なイムはピートに「叔父さんが会いたいって」とバラしてしまう。イムに本心を見抜かれて、エーは気まずくなって電話を終わらせる。ピートは思いがけずエーの本心を知り微笑む。
2.どしゃ降りの中ボコボコに!「何をされたか話せ!」
一人でいるところをトランプ先輩につかまり、ピートは雨の中で金を渡せと殴られる。拒んだピートは殴られ蹴られた上に、財布や携帯電話、腕時計まで盗られる。
誰かが国際学部の前で倒れてて「工学部のエー」と呻いているとキャンが知らせてくれ、エーは慌てて駆けつけてびしょ濡れのピートを助け起こした。エーはピートをホテルで休ませ、何をされたか聞き出し傷には丁寧に薬を塗ってやった。翌朝、ピートの隣で目覚めたエーの身体に異変が起きる。
3.3組の青年たちの思い。「理由は自分でも分かりません」
エーの友達にもそれぞれに気になる相手がいる。ギターを愛するタムは、留学中の義理の弟ターから「兄弟じゃなければよかったのにね」と辛い気持ちを打ち明けられ悩んでいた。そんなタムのはっきりしない態度にサッカー部のタイプは腹を立てる。
一方、サッカー部のキャプテン、テクノーは度が過ぎるほど天然。ケンクラの計略でバイクを壊されても、それがケンクラに慕われているせいだとは全く気付いていない。
同じくサッカー部のおしゃべりキャンはティンのクルマにひかれそうになって「あいつが嫌いだ!」と怒りながらも、ティンの暗い表情が気になってしまう。女子高生チョンプーは親切にしてくれたエーのことが忘れられない。
4.映画の帰り突然に!「俺のファーストキス」
エーはピートやポンドたちと一緒に映画を見に行く。ポップコーンを取ろうとして手が重なり「お前の手は柔らかくて好きだ」とエーはピートの手を上映中ずっと握っていた。エーとピートは一緒に帰ることにし車に乗り込むと、偶然のしぐさで互いの唇が触れてしまう。
気まずい雰囲気になった直後、二人はどちらともなくキスをした。ガールフレンドのいないエーにとって、これが初めてのキス。エーはピートの車を見送ってから「この感情は何だ」と静かに自分の胸に手を触れた。
タイBLはここが違う!?注目の若手スター&見逃せないポイント!
1.タイのBLドラマはスターへの入口!?
アジアからヨーロッパ、アメリカへと今、世界中にブームを巻き起こしている「ボーイズラブ(=BL)ドラマ」。
その中でもタイは、レベルの高いBLドラマ製作で知られています。というのもタイではBLドラマは俳優たちにとっての登竜門とされ、容姿、イケメン度はもちろんのこと演技力、キャラクター、スター性を見極めようとつねに熱い視線が注がれているため。
日本でもイベントが行われ、男女を問わずファン層が拡大しています。ドラマ熱の高い韓国でも注目度が高く、一般投票で選ばれる<コリアン・アップデイツ・アワード>で「ラブ・バイ・チャンス/Love By Chance」は2018年の最優秀アジアン・ドラマ賞、主演のPerth(パース)が最優秀アジアン・アーティスト賞を受賞しています。
2.若い情熱がほとばしる撮影現場!
脚本・演出を担当しているシワット・サワットマニークンはなんと1989年生まれ!初めて演出を担当した2016年の『Make It Right』シリーズが大人気となり、1年に2シリーズのペースでBLドラマ、学園ドラマを手がけています。
シワット・サワットマニークン自身も俳優で、出演者たちと年齢が近いためコミュニケーションもスムーズ。撮影前に行われるワークショップで、BLドラマに不可欠の男性同士のスキンシップ演出のため信頼関係をしっかり築き上げることで定評があります。
例えば、雨の中でトランプに殴られたピートに、エーが薬を塗ってやるシーン。めったに肌を見せないピートに、直接手を触れるエー。温かい眼差しや手の微かな震え、二人の胸の鼓動が聞こえてきそうな緊張と優しさが伝わってきます。俳優どうしの厚い絆なくしては実現しなかったでしょう。
3.ドラマ発のグループ「TEMPT」誕生!
「ラブ・バイ・チャンス/Love By Chance」は当初12話の予定でしたが、14話に延長されたほどの大ヒットとなりました。
10代とは思えない並外れた演技力を見せつけたエー役のPerth(パース)は、大人気になったPlan(プラン)、Gun(ガン)、Title(タイトル)とともに俳優アイドルグループ「TEMPT」を結成。デビュー曲『Tell Me Is This Love』をリリースしバンドとして活動。
またピート役のSaint(セイント)は、Mean(ミーン)とともに「KissBoysTH(通称「キスボ」)」メンバーでもありました。
全世界のBLファンが熱狂!美しいラブシーンの数々を生んだスタッフたち!
監督:シワット・サワットマニークン
脚本:シワット・サワットマニークン、オーラワン・ウィチャヤワナクン
原作:小説「My Accidental Love is You」
原題:「บังเอิญรัก」
英題:「Love By Chance」(偶然の恋)
タイ放送:2018年。全14話。
シーズン2「ラブ・バイ・チャンス2/A Chance To Love」を動画配信中♪
シーズン2は「ラブ・バイ・チャンス/Love By Chance」でエーとピートのカップルにも負けないほどの人気を誇ったティンとキャン、そして1人になってしまったエーの物語を中心に描かれます。
また、ティンとキャンの物語を出会いから復習できるように構成されていますのでぜひ、ご覧ください。
その他、おすすめ動画はこちら!
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