王朝を揺るがす愛 命を懸けた戦いが今、始まる!
監獄で生まれ育った天涯孤独の少女が、さまざまな人々との出会いを通じて利発な女性に成長。国を揺るがす陰謀、強大な権力に立ち向かう!「宮廷女官 チャングムの誓い」「トンイ」を手がけたイ・ビョンフン監督の最新作!
獄中で生まれ育ったオクニョの波乱万丈の人生を描く!
16世紀半ばの朝鮮王朝時代。刺客に襲われた妊婦が監獄に逃げ込み、女児を出産後に命を落とす。オクニョと名付けられ、監獄で育てられた少女には天賦の才能があった。
囚人たちから教わる法や易経などの知識や明の言葉を次々と身に着けていくのだ。貪欲に学ぶオクニョの心には母について真実を知りたいという強い思いがあった。
成長したオクニョは母の死の謎を追う中で、国を揺るがす陰謀に巻き込まれていく。強大な権力に立ち向かうオクニョ。2人の男性との出会いがオクニョの運命を大きく変えることになる!
オクニョと関わる人々をチェック!
主な登場人物をご紹介します。
オクニョ役
チン・セヨン
典獄署(チョノクソ)の使用人。明るく元気で聡明な女性。典獄署で生まれ育った。囚人たちから幅広い知識や武芸を学ぶ。母親は刺客に襲われ、運び込まれた典獄署で出産直後に亡くなった。母の死の真相を知りたいと願っている。
*チン・セヨンのプロフィール:1994年生まれ。2010年にドラマ『大丈夫、パパの娘だから』で俳優デビュー。2011年『私の娘コンニム』で主役に抜擢され、SBS演技大賞ニュースター賞を受賞。2012年のドラマ『カクシタル』ではKBS演技大賞の新人賞を受賞した。ほかに映画『ホワイト』『愛の言葉』『仁川上陸作戦』などに出演。
ユン・テウォン役
コ・ス
囚人。頭脳明せきで腕っ節が強い。コン・ジェミョンの商団に加わる。商売を広げて金と権力を手に入れ、ある目的を果たそうとしている。
*コ・スのプロフィール:1978年生まれ。1999年にドラマ『クァンキ』などに出演後、2000年の『母よ姉よ 〜Twins〜』でMBC演技大賞新人賞を受賞。2005年の映画デビュー作『サム 〜SOME〜』で主演を務め、大鐘賞新人賞を受賞。ほかにドラマ『グリーンローズ』や映画『白夜行 -白い闇の中を歩く- 』『ファイヤー・ブラスト 恋に落ちた消防士』などに出演。
明宗(ミョンジョン)役
ソ・ハジュン
朝鮮王朝の第13代王。第11代王、中宗(チュンジョン)と文定大妃の息子。異母兄である前王が亡くなった後、幼くして即位した。長年に渡り摂政を務めた母親の大妃とその一派に実権を握られている。
*ソ・ハジュンのプロフィール:1989年生まれ。2008年に舞台で俳優デビュー。2013年にドラマ『オーロラ姫』に出演。2014年の主演ドラマ『ずっと恋したい』でSBS演技大賞ニュースター賞を受賞。ほかにドラマ『私の婿の女』、映画『グッバイそしてハロー(原題)』に出演。
ソン・ジホン役
チェ・テジュン
捕盗庁(ポドチョン)の高官。地方の豪商の息子。父の期待を背負い、若くして高官の座についた。ユン・シネの婿候補に選ばれる。
*チェ・テジュンのプロフィール:1991年生まれ。2001年にドラマ『ピアノ』で子役デビュー。ドラマ『パダムパダム 〜彼と彼女の心拍音〜』『おバカちゃん注意報〜ありったけの愛〜』や映画『ペースメーカー(原題)』などに出演。2014年のドラマ『春の輪舞曲<ロンド>』に主演し、MBC演技大賞新人賞を受賞した。
知っておくとさらに楽しくなるオクニョトリビア♪
1.オクニョの子役は誰?
ヒロイン・オクニョの少女時代を演じるのは女優チョン・ダビン。目鼻立ちが整っている彼女は2000年生まれで、2003年の3歳で<31アイスクリーム>のCMに出演するやいなや、あまりの可愛さから“アイスクリーム少女”として大人気を得た子役。
ドラマ「彼女はキレイだった」でファン・ジョンウムの子役時代と妹役という1人2役をこなしたチョン・ダビンは本作で、イ・ビョンフン監督の特別指導を受けて一層アップグレードした演技力を見せてくれました。
また、韓国で2018年4月24日最終回が放送されたSBSドラマ「先にキスからしましょうか(原題)」ではカム・ウソンの娘‘ソン・イドゥン’役を熱演。実によく育ってくれた子役の代名詞ですね!
2.「オクニョ 運命の女(ひと)」が描く時代は?
主に朝鮮王朝13代王の明宗(ミョンジョン)が統治していた時代の16世紀半ばを描いており、明宗の母である文定王后が宮中を仕切っていました。
16世紀初めを描いたドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」の次の時代だと理解すると、わかりやすいですね。
3.典獄署(チョノクソ)はどんなところ?
主人公オクニョが生まれて育った場所「典獄署(チョノクソ)」は、多くの囚人たちが収監されていた朝鮮時代の刑務所です。
これまでの韓国時代劇では一度もメイン空間として描かれたことがなく、韓国人に典獄署について聞いてもわからない人が多いんです。本作はそんな典獄署を初めて取り上げており新鮮です。
4.監督は時代劇の巨匠!
「オクニョ 運命の女(ひと)」は韓国の時代劇の巨匠イ・ビョンフン監督と、チェ・ワンギュ脚本家が、「ホ・ジュン~宮廷医官への道」「商道-サンド-」以来、16年ぶりに再タッグを組んだ作品。
今回典獄署(チョノクソ)を舞台に選んだイ・ビョンフン監督はこれまで、韓方医学、工学、美術、音楽をよく取り上げてきました。「トンイ」の中盤は宮廷の楽団「掌楽院」が舞台になり、「イ・サン」の恋人ソンヨンは宮廷の「図画署」に所属。「薯童謠-ソドンヨ-」の主人公は百済太学士の技術博士を父のように慕います。「ホ・ジュン~宮廷医官への道」と「宮廷女官チャングムの誓い」は韓方医学が題材。
5.オクニョは実在人物?
「オクニョ 運命の女(ひと)」には明宗(ミョンジョン)、文定大妃(ムンジョンテビ)、ユン・ウォニョン、イ・ジハムなど、歴史上の実在人物が多く登場します。
そのため、オクニョも実在人物?と思われやすいですが、オクニョは架空人物だそうです。チャングムやトンイなど実在人物を主に描いてきたイ・ビョンフン監督にしては珍しいですね。ちなみに、コ・ス演じるユン・テウォンも架空人物です。
監督:イ・ビョンフン「宮廷女官 チャングムの誓い」「トンイ」
脚本:チェ・ワンギュ「ホ・ジュン~宮廷医官への道」「朱蒙-チュモン-」
原題:獄中花
韓国放送日:地上波<MBC>土日ドラマとして2016年4月30日~2016年11月6日(最終回)に放送された全51話。
日本放送日:<NHK総合>毎週日曜日23時枠にて2018年4月8日より好評放送。
「オクニョ 運命の女(ひと)」をさらに知りたい方は以下へ↓↓
読めば深まる3つの豆知識!
1.朝鮮王朝の三大悪女
オクニョの宿敵チョン・ナンジョン(女優パク・チュミ)ですが、実は朝鮮王朝の三大悪女の一人です。チョン・ナンジョン(鄭蘭貞)は奴婢出身の妓生(キーセン)で生来の美貌と話術でユン・ウォニョンの妾になります。描くドラマは時代劇「女人天下」。
せっかくなので、残りの悪女も。2人目は奴婢出身の妓生でのちに朝鮮王朝10代王・燕山君(ヨンサングン)の側室になる張緑水(チャン・ノクス)。
最後の一人は、三大悪女の中でも一番有名な張禧嬪(チャン・ヒビン)。韓国時代劇に何回も出てきており、ドラマ「トンイ」にも登場しますが、19代王・粛宗(スクチョン)に寵愛され女官から側室にのし上がった人物。ドラマとしては「チャン・ヒビン」「チャン・オクチョン」があります。
2.イ・ジハムと同姓同名のチュ・ジンモ!
オクニョの師匠的人物として登場するイ・ジハム(李之函)は実在の学者で未来を占う奇人でもありました。一昔前の韓国では新年になると、「トジョンビギョル(土亭秘訣)」という占いが定番でしたが、その土亭秘訣を作ったとされるのがこのイ・ジハムです。
ちなみに、劇中でイ・ジハム役を演じたチュ・ジンモは1958年生まれでドラマ「復活」「魔王」「馬医」「1%の奇跡~運命を変える恋~」などに出演した名脇役です。「愛するウンドン」「キャリアを引く女~キャリーバッグいっぱいの恋~」「霜花店-運命、その愛」などで主役を務めた1974年生まれのイケメン俳優チュ・ジンモと同姓同名なんですよ。
3.捕盗庁の部将ヤン・ドング役を演じた彼は実は!
犯罪の犯した人を捕らえる仕事をしていた役職である捕盗庁(ポドチョン)の部将、ヤン・ドングを演じた人を知っているでしょうか?
名前はイ・ボンウォンで、1963年生まれ。1984年にデビューした韓国のお笑い芸人なんです。これまで多数の映画には出演してきましたが、ドラマ出演は「オクニョ 運命の女(ひと)」が初めて。奥さんのパク・ミソンもお笑い芸人出身で、MCもこなせる人気タレントです。
文定大妃(ムンジョンテビ)の一族をご紹介します。
文定大妃(ムンジョンテビ)役
キム・ミスク
国王、明宗(ミョンジョン)の母。先々代王、中宗(チュンジョン)の3番目の正室。息子が幼くして即位後、長年に渡り摂政を務め、現在も絶大な力で朝廷を牛耳っている。
チョン・ナンジョン役
パク・チュミ
ユン・ウォニョンの側室。野心的な策略家。芸妓からユン・ウォニョンの側室になった。強大な商団を率いて巨額の利益を得ており、その資金力で文定大妃に取り入っている。
典獄署の人々やそのほかの重要人物をご紹介します。
イ・ヒド
コン・ジェミョン役
商団の大行首(テヘンス)。手広く商売をしている。ユン・テウォンの度胸と才能を認め、大事な仕事をまかせるようになる。
チョン・ウンピョ
チ・チョンドク役
典獄署(チョノクソ)の役人。オクニョの養父。ひん死のオクニョの母親を見つけて助けた。オクニョのことをいつも気にかけている。
チェ・ミンチョル
チョン・デシク役
典獄署(チョノクソ)の署長。短気で横暴。部下や囚人に厳しい。権力者の顔色を伺って行動する。
パク・ギルス
ユ・ジョンフェ役
典獄署(チョノクソ)の役人。強いものにこびへつらい、弱いものには横暴にふるまう。自分のことしか考えていない。
チュ・ジンモ
イ・ジハム役
囚人。博識な人物。オクニョに法典や易学など、さまざまな知識を与える。
イ・セチャン
チョン・ウチ役
囚人。希代の詐欺師。さまざまな人物を装い、人を欺く。
ショリ
チョンドン役
囚人。スリや窃盗で金を稼いでいる。
オ・ナラ
ファン・ギョハ役
都で一番の妓楼「素素(ソソ)楼」の主人。ユン・テウォンの亡母を姉のように慕っていた。
ユン・ジュヒ
イ・ソジョン役
美人で人気の芸妓。ファン・ギョハに引き抜かれて都にやってきた。
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