第1話(高画質日本語字幕版)が無料!
時間はいずれ別れを告げ、必ず後悔を残す。だから、愛してるなら、いま、伝えなければならない――!
時は1988年。韓国で初めてオリンピックが開催されたこの年は、国中がお祭りムード一色だった。ソウルの双門洞(サンムンドン)に住むドクソン(ヘリ)は、学校の成績よりもオシャレに興味津々な普通の女子高生。両親と姉、弟といっしょに暮らしている。ドクソンには、小さい頃から兄弟のように育った4人の幼なじみ―サッカー好きのジョンファン(リュ・ジュンヨル)、優等生のソヌ(コ・ギョンピョ)、お調子者のドンリョン(イ・ドンフィ)、そして天才囲碁棋士のテク(パク・ボゴム)―たちがいた。
ある日、友達からの一言がきっかけで、ドクソンは急にソヌのことを意識し始める。ところが、ソヌが想いを寄せていたのは、ドクソンではなくドクソンの姉ボラだった…!一気に失恋し落胆するドクソン。そんな中、ジョンファンは、ドクソンのことが気になり始める。さらに、テクも彼女のことが好きだと宣言!ドクソン達をとりまく恋のバトルが始まるのだが…!?
世代を超える温かみのあるストーリー♪
青春時代の淡い恋心から大人の恋愛、結婚までの道のりをコミカルに描きながらも、時に感動的なエピソードを織り交ぜ、観るものを惹きつける要素が詰まっています。
さらには、家族同士、ご近所同士が助け合いながら生きていく姿に、幅広い世代の共感を集めていました。本編中登場する当時のファッションや音楽等もどこか日本と近いところがあり、日本の視聴者もなぜか懐かしく恋しく思ってしまう、心温まるラブストーリーです。
名曲ぞろいのサントラ!
今や名優となったキム・チャンワンが歌った曲でキム・ピル (Feel Kim) がリメイクした「青春 (Feat.キム・チャンワン)」。また、イ・ジョクの「心配しないであなた(Don’t worry)」、オ・ヒョクの「少女(A Little Girl)」など、最高の挿入曲がドラマを盛り上げてくれました。
ベテランたちの阿吽の呼吸!
応答シリーズ1作目から夫婦役を演じたソン・ドンイルとイ・イルファは“応答せよ1988”でも再び夫婦として出演、安定した名演技でドラマを盛り上げてくれました。ほかにも、ジョンファンの両親を演じるキム・ソンギュンとラ・ミラン、そしてチェ・テクの父親チェ・ムソン、ドンリョンの父親ユ・ジェミョン、ソヌの母親キム・ソニョンなど、豪華な顔ぶれとなりました。
応答シリーズの人気の秘密を徹底解剖せよ!
解剖1.応答シリーズってなに?
2012年韓国で放送された「応答せよ1997」で始まったまさに、韓国で社会現象を巻き起こしたケーブルテレビ<tvN>の人気ドラマシリーズです。2作目の2013年「応答せよ1994」は視聴率10%を突破していますが、ケーブルテレビでの2桁視聴率は夢のようなものです。
そして 2015年11月6日にスタートし、2016年1月16日に最終回を迎えた3作目の「恋のスケッチ~応答せよ1988~」は今まで以上に大ヒットを飛ばし、最高視聴率18.8%(当時、ケーブルテレビとしては過去最高)の大記録を樹立した名作となりました。また、中国での再生回数が2億回を突破するなど、韓国のみならずアジア各国でも人気を博しました。
解剖2.若手スターの登竜門ドラマ!
「応答せよ1997」のソ・イングク、チョン・ウンジや「応答せよ1994」のジョンウ、ユ・ヨンソク、ソン・ホジュンらが一躍注目を浴びたように「応答せよ」シリーズは、若手スターの登竜門ドラマとしても有名。“応答せよ1988”で天才棋士役に扮したパク・ボゴムが2016年下半期No.1の大ヒット作「雲が描いた月明り」で一躍“国民的王子”になったほか、サッカー好きのツンデレ少年を演じたリュ・ジュンヨルは「運勢ロマンス」で地上波初主演を射止めるなど、本作で大ブレイクし今をときめく最旬スターにのし上がりました。
解剖3.旅立とう~ヒロインの旦那さま探し♪
「応答せよ」シリーズはヒロインが将来結婚するのは誰なのかをあてる「旦那さま探し」も人気の一つです。“応答せよ1988”でもヘリ(Girl’s Day)演じるドクソンの結婚相手は誰?というテーマのもと、恋の駆け引き、切ないすれ違い、胸キュンなラブシーンなど、タイプが異なる3人の男性とのラブストーリーが展開されていきます。
今やシリーズ恒例となった“未来の旦那さま探し”ですが、それぞれ異なる時代背景やキャラ設定を見比べながら全シリーズを振り返ると、恋の行方に想像が膨らむヒントが随所に散りばめられており、それらを探すのも楽しみの一つになるでしょう。
※ネタバレが含まれていますので、ご注意ください。
恋のバトルを始める前に~
放送当時、「応答せよ1998」をめぐり、ネット上で「オナムリュ(어남류)」「オナムテク(어남택)」というキーワードが頻繁に登場、たちまち流行語となりました。その意味は下記のとおり。
オナムリュ=「オチャピ ナムピョヌン リュ・ジュンヨル」の頭文字を取っていて、意味は「どうせ、夫は、リュ・ジュンヨル」です。
オナムテク=「オチャピ ナムピョヌン テク」の頭文字を取っていて、意味は「どうせ、夫は、テク(パク・ボゴム)」です。
すなわち、恋のバトルの最終勝者(=ドクソンの夫)をめぐり、恋のライバル、リュ・ジュンヨルとパク・ボゴムをそれぞれ応援するファンが作った言葉で、応援合戦はドラマ終盤に差し掛かり益々ヒートアップしました。
あなたはオナムリュ派
“ツンデレ”オナムリュ派が選ぶ胸キュンシ-ンはこちら!
シーン1、満員バスのなかでドクソンをかばうジョンファン。気持ちを隠しきれないジョンファンがついに行動に出る。
シーン2、ドクソンは「合コンがあるけど、行かない方がいい?」とジョンファンの気持ちを確かめる。果たして彼の答えは…?
シーン3、「コンサ-ト一緒に行こうよ、ジョンファン。ねえ、行くよね?」。ベッドの上で見詰め合うジョンファンとドクソン
あなたはオナムテク派
“一途な”オナムテク派が選ぶ胸キュンシ-ンはこちら!
シーン1、大胆ハグに出るテク。思いがけずテクに抱きしめられ驚くドクソン。
シーン2、「ドクソン、映画見ないか?映画見ようよ、ぼくたち」。初雪が降った日、テクはドクソンに突然電話をかけこう言う。
シーン3、対局で敗れたテクに駆け寄るドクソン。テクはそんなドクソンの肩にもたれて眠ってしまう。
恋のバトルの勝者は?
ここでは、胸キュンシーンの一部をご紹介しました。皆さんはオナムリュ派ですか?それともオナムテク派ですか?編集部は“ツンデレ”リュ・ジュンヨルも好きだし、“一途な”パク・ボゴムも好きです(笑)
最終回はまさに、オナムリュ派もオナムテク派もメンブン(メンタル崩壊=パニック)するまさかの結末に…!最後の最後まで目が離せません!
Q.背景になった1988年はどんな年だった?
1988年は、韓国で初めてオリンピックが開催された年で、国全体が一大イベントを前に盛り上がっていました。戦後、貧しい時代をくくりぬけて高度経済成長期を向かえた韓国では、オリンピック開催=先進国仲間入りとされ、国中が一致団結し取り組んでいました。
本作では、ヒロインのドクソンがオリンピックの開会式で国名のボードを持って行進する役を任される一幕も。ところが…当時の世界情勢を反映した事件により、ドクソンにはちょっと残念な展開になってしまいます。このほかにも、当時の時代背景や事件を充実に再現しており、「えっ、そうだったの!?」と気づかされることも多いので、要チェックです。
Q.チェ・テクの実際のモデルは?
パク・ボゴム扮するチェ・テクは、天才棋士イ・チャンホ9段がモデルだと言われています。
1975年生まれのイ・チャンホは囲碁界の象徴的存在で、1990年代から2000年代にかけて国際棋戦で21回という最多優勝のタイトルを持っています。
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