政略結婚で結ばれた、2人の失われた記憶と運命に翻弄される愛の物語!
その昔、中原の豊朝(れいちょう)、西域の西州(せいしゅう)、移動を続ける民の国・丹蚩(たんし)、老王の治める朔博(さくはく)という四つの国は勢力を競いながらも、互いに政略結婚を重ね戦乱の危機から免れていた。
そんな中、西州王の姫・曲小楓(きょくしょうふう)にも豊朝の皇子との縁談が持ち上がる。だが、美しく奔放な小楓は「知らない人に嫁ぐのはイヤ」だと拒み続けていた。
その頃、豊朝では皇太子・李承稷(りしょうしょく)が父である皇帝の怒りをかっていた。李承稷は、皇太子を廃せられた上、和親の使節として西州へ向かうよう命ぜられる。
皇太子を慕う第五皇子の李承鄞(りしょうぎん)も同行を申し出て一行が西州を目指した矢先、一行は何者かに襲われてしまい、李承稷が殺されてしまう。
そして、重傷を負い砂漠を彷徨う李承鄞の前に、美しい西州の女人が現れる…。
「東宮(とうぐう)~永遠(とわ)の記憶に眠る愛~」の登場人物をチェック!
チェン・シンシュー&ポン・シャオラン初主演!
李承鄞(りしょうぎん)役
チェン・シンシュー(陳星旭)
復讐に身を捧げる皇子
豊朝(れいちょう)の第五皇子。文武両道に優れ、皇后・張玫娘(ちょうばいじょう)に皇太子の座に就くことを期待されている。西州に和親使節として向かう兄・李承稷(りしょうしょく)に同行するが、襲撃され兄を失い茶葉商人となって復讐を誓う。
曲小楓(きょくしょうふう)役
ポン・シャオラン(彭小苒)
政略結婚を嫌う奔放な姫
西州(せいしゅう)王・曲文成(きょくぶんせい)と丹蚩(たんし)出身の阿史那雲(あしなうん)の娘。天真爛漫な性格で男まさりで武芸に通じ、祖父である丹蚩(たんし)のティダール王に愛されている。父が豊朝との政略結婚を決めると城から逃げ出す。
顧剣(こけん)役
ウェイ・チェンシャン(魏千翔)
西州出身のクールな師匠
剣術の達人で、小楓の師。豊朝出身で義父柴牧(さいぼく)と西州にやってきた。豊朝第五皇子の従兄。小楓が困っていると必ず助けに来てくれ、いつしか互いに愛し合うようになった。慎重な性格のため、小楓に連れて逃げてくれと頼まれると即答できない。
李承鄴(りしょうぎょう)役
ワン・チュアンイー(王傳一)
王位を狙う狡猾な次男
豊朝(れいちょう)第二皇子。父王に対し意見を堂々と述べる兄・承稷(しょうしょく)とは違い、表面では従順で温和しくふるまっている。しかし兄弟の中で最も次期王位に強く執着し、他の皇子たちを亡き者にしようとする。側近にして愛人の李釅とともに陰謀を巡らす。
中国全土が泣いた”美しき”ラブストーリー!
1.初主演にして代表作!美しき皇子!
主演を演じたチェン・シンシュー(陳星旭)は3歳の時に動物園でスカウトされて以来、名子役として活躍した演技派。
2010年には巨匠チャン・イーモウ(張芸謀)監督の『サンザシの木の下で』に出演しています。学業に専念するためにしばらく芸能界から遠ざかっていましたが、2016年に演技活動を再開。
初の主演作となる本作「東宮」では運命の相手を深く愛する反面、復讐を遂げるためには手段を選ばない二面性のある役どころで、高い演技力が評価されました。
2.ヒロインを演じるのは、ファン·ビンビンに見いだされた美しき姫!
純粋で活発なヒロイン・小楓(しょうふう)役のポン・シャオラン(彭小苒)も「東宮」でブレイク。
ポン・シャオランは芸能界では遅咲きの23歳でデビューし、ドラマで小さな役や番組の司会などをしていましたが、2017年に大スターのファン·ビンビン(范冰冰)に見い出されてメキメキ実力を発揮。「東宮」で初めて大きな役どころを得ました。
美しくエキゾチックな顔だちから、さらに活躍の場が広がることが期待される女優です。
3.架空とは思えない華やかな衣装と宮殿装飾をリアルに表現!
「東宮」の見どころのひとつは、四つの国それぞれの宮殿装飾や衣装。アートディレクターはまずシナリオから国々の地理的な位置関係を探り、中国古代地図上に当てはめ、実在しそうなクオリティを追及しました。
異国情緒ある中に伝統的な中国的な要素を取り入れたデザインは、必見!
4.監督は最も期待されている若手演出家の一人!
「東宮」を手掛けたのは、今、最も期待されている若手演出家の一人、リー・ムーゴー(李木戈)。 「婚姻時差」「我的青春遇見你」など話題作を次々と手がけているリー・ムーゴーは今回「東宮」で脚本作りの段階から関わり、架空の時代であってこそのリアリティを追求。
果てしない砂漠や荒野、壮大で戦いのシーンは、内モンゴル自治区やかつてシルクロードの分岐点として栄えたオアシス都市の敦煌(とんこう)で撮影。
出演者も吹き替えなしの乗馬シーンをはじめ、迫力を求められる戦闘シーンなどで、生傷が絶えなかったとか。
ヒットメーカー、匪我思存の同名小説が原作!
原作者は“テレビドラマの女王”と呼ばれるヒットメーカー、匪我思存(フェイウォスツゥン)。匪我思存は思存、費小存、离馅三千里と他に3つのペンネームを持つ女性小説家。1978年生まれで2005年から作家活動を始め、これまでに23作品がテレビドラマ化、映画化され、そのほとんどの作品がヒット!
代表作はハウィック・ラウ(劉愷威)主演の「皇帝の恋 寂寞の庭に春暮れて」、ウォレス・チョン(鐘漢良)主演の「來不及說我愛你」、ロイ・チウ(邱澤)主演の「佳期如夢」など。
原作小説「東宮」はタイ語、ベトナム語に翻訳され、ファンは東南アジアにも拡大中。そして台湾、マレーシア、シンガポール、ブルネイで放送されたドラマ「東宮」は原作の世界観を実現するため、さらに内容を追加し改編したもので脚本化には2年の期間が費やされました。
砂漠の地に繰り広げられる謀略と報復の繰り返し!
豊朝(れいちょう)
皇帝・李賾(りさく)が統治。王には5人の皇子がいて、跡継ぎを巡って皇后・張玫娘(ちょうばいじょう)と右相・高干明(こううめい)の一派と、忠王と第二皇子の側近の一派が対立している。科挙の不正を巡って挙子(きょし)7名が死亡した事件を巡り、皇太子・李承稷(りしょうしょく)は皇帝に意見して怒りを買う。皇太子を廃された上に、西州へ向かうよう命じられてしまう。皇后に将来を期待されている第五皇子は、皇后が制止するのを無視して兄を慕い一行の隊列に加わる。
西州(せいしゅう)
王・曲文成(きょくぶんせい)が治める国。王妃は丹蚩(たんし)王の娘・阿史那雲(あしなうん)。側妃は豊朝から嫁いできた明遠(めいえん)。阿史那雲には小楓(しょうふう)という娘がいる。王は丹蚩と豊朝との安定を保つため、明遠の薦めで小楓を豊朝の皇太子に嫁がせるつもりだ。日頃から明遠を嫌っている阿史那雲は、この政略結婚話が気にくわない。小楓自身は師父の顧剣(こけん)を愛していて、自分を連れて逃げて欲しいと頼む。顧剣は西州出身で、第五皇子の従兄にあたる。
丹蚩(たんし)
顔に入れ墨をして、勇猛果敢で知られる遊牧民。ティダール王に率いられて各地を転々と移動し一カ所に定住しない。王国なら宮殿にあたる中心は、王の幕舎(ばくしゃ)。王のそばには常にハーシとイモイェンという猛者が控えている。ティダール王は娘・阿史那雲を西州王に嫁がせている。王は愛する孫娘の小楓に政略結婚の話が持ち上がると、小楓の護衛のためハーシの妹アドゥを送る。西域一帯に豊朝の李承稷を殺害し、第五皇子に重傷を負わせたのは丹蚩人だという疑いが広まる。
朔博(さくはく)
白髪の老王によって治められている。西州と豊朝との間で政略結婚の話が進んでいると聞きつけると、朔博王は小楓を後妻に欲しいと求める。丹蚩の血を引く小楓を妻にすれば丹蚩を味方につけられること、西州の豊かな品々を手に入れられることが目的。縁談を持ち込むよう命ぜられたリドゥンは西州に行くが、王に謁見するのに何日も待たされる。リドゥンは表面では王の命令に従ってはいるが、虎視眈々と王の座を狙っている。策謀家のユンカー将軍は丹蚩を陥れていく。
今、最も期待されている若手演出家・リー・ムーゴー!
監督:リー・ムーゴー(李木戈)「三国志 Three Kingdoms」
原題:匪我思存(フェイウォスツゥン)の同名小説
原作:「東宮」
英題:「Good Bye, My Princess」
中国放送:2019年。全55話。
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