毎年ハロウィンでどんなコスプレをするかお悩みの方は必見!リアルなホラー映画を見て、仮装やメイクの参考にしてみませんか?日本の幽霊、海外の殺人鬼、ゾンビなど、リアルを追求するあなたのために、本当にオススメのホラー映画だけをチョイスしました。ホラー映画が好きな人も、初めて見る人も、価値のあるオススメの9作品をご紹介。ハロウィンで本物の仮装を楽しむ為に、ホラー映画で予習しちゃいましょう!
惨劇は再びクリスタル・レイクで。ホラーの古典「13日の金曜日」が新たな恐怖で蘇る。
Copyright(C) 2009 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.
13日の金曜日
-FRIDAY THE 13TH-
(2009年)
作品紹介
過去にキャンプ場で溺死した少年がいた。その逆恨みで母親はキャンプ客を虐殺した。何十年も閉鎖され人気のいない場所に「クサ」を求めた若者たちが迷い込む。どこからともなく現れた大男が虐殺。しかしそれは惨劇の始まりに過ぎなかった。
紹介理由
「13日の金曜日」は湖畔のキャンプ場で起きる連続殺人事件を描いたホラー映画の金字塔だ。最新リブートとなる本作の魅力は、テンポの速さと密度。オープニングは旧作に似た展開で、ふむふむ今回の犠牲者はこいつらか、と思っていたら冒頭20分で全員皆殺し。ポカンとしたところへ行方不明となった妹を探す新主人公が現れる。なんとこれは全然違う話じゃないか! 今回、ホッケーマスクのジェイソンはかなりの大男で、旧作の幽霊のように何処からでもでてくるわけではなく、実在感のある存在だ。「こんなヤツに追いかけられたらどうにもならない」という恐怖感が加わった。
作品ページへ山奥のキャンプ場を訪れた4人の男女。彼らを襲う、“凶暴化する”感染病。彼らに一体何が起こっているのか!?
(C) 2014 Castelao Pictures, S.L. ・ Pantelion LLC ・ Rebelion Terrestre Film, S.L. ・ Sumcamp La Pelicula A.I.E.
サマー・インフェルノ
(2016年)作品紹介
スペインの山奥にあるキャンプ場。サマーキャンプにくる子供たちを明日に控え、四人の指導員が準備に入る。閑散とした建物の中、一人の指導員が凶暴化して襲い掛かかってきて……
紹介理由
サマーキャンプは日本でいえば民間の林間学校のようなものか。古くて人気のない建物の、ただでさえ閉鎖環境に近いのに近隣住民とは使う言葉も違う。心細い中で隣人が突然凶暴化して襲ってくる。ははん、よくある感染モノかゾンビものかと思いきや、短時間で元に戻り、感染経路も血液や体液などではないのだ。敵だと思っていたら元に戻り、味方だと思っていたら襲ってくる。状況はコロコロとうつり変わり先が読めない。それでいてこの作品、ホラー映画としては珍しく、設定は破たんがなくロジカルで、登場人物はそれぞれしっかりと行動原理を全うする。細かく張られた伏線はしっかりと回収される硬質な脚本でグイグイ引き込まれる。
作品ページへホラー映画史に刻まれた最高峰作品!
悪魔のいけにえ
(1974年)作品紹介
帰郷中の五人の男女が立ち寄った一軒屋。そこには異様な風貌をした大男がチェーンソーを振りかざし、延々と追ってくるのだ……
紹介理由
ロードムービーのように始まるオープニング。だけど、何かがおかしい。カーラジオから聞こえるニュースは猟奇事件ばかり。ただならぬ不穏な空気はそのまま、理不尽な暴力に繋がる。何も説明がない、話の筋もあったもんじゃない。前触れも道理もない、まさに狂気のフィルム。体験型の怖さで、「いま、いったい何を見せられたんだろう」という気分になる。70年代の暗い時代の空気をそのまま真空パッケージして叩き付けられたような傑作だ。
作品ページへ《リベンジ・バイオレンス》の元祖カルト・ムービー衝撃のリメイク!!
(C)2010 Family of the Year Productions, L.L.C.
アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ
(2010年)作品紹介
執筆の為に別荘に訪れた美人小説家。そこへ地元の粗暴な男たちが乱入し、乱暴される。殺される寸前、沼へと身を投げる。死んだものと思われたが……
紹介理由
非力な女性が、誰も助けがこない避暑地の別荘で犯罪に巻き込まれる。田舎のアウトローたちも十分怖いのだけど、本番はここから。この映画は、数ある「復讐もの」ホラーの原点となった作品のリメイク版だ。美女が、ひたすら残虐な方法で次々と男たちを殺していくさまには、ある種の爽快感すら覚える。この作品のヒット後、そっくりジャケットの「オン・ユア・グレイヴもの」がたくさん作られた、後進に大きな影響を与えた作品だ。
作品ページへスティーブン・キングの原作小説を基に、監督 自らが共同脚色を手がけた、ホラー映画の金字塔。
(C) 2007 Warner Bros.Entertainment Inc. All Rights Reserved.
シャイニング
(1980年)作品紹介
冬季に閉鎖されるシーズンオフのホテルに、管理人として雇われた小説家のジャック。前任者は家族を斧で殺し、自らも銃で頭を打ちぬいたという。「人によっては、この孤独に耐えられないかもしれない」「ご安心を。私にそんなことは起きません」と、ジャック一家はホテルに住み込むことになるのだが……。
紹介理由
巨匠スタンリー・キューブリックが残した、唯一といえるホラー映画だ。雪で道も閉ざされる完全閉鎖環境というシチュエーション。シンメトリカルな構図を多用した映像の美しさ、格調の高さは随一。ホラーなのに明るいシーンが多いのも珍しい作りなのだけど、全編に緊張感が溢れている。オカルティックな描写もあるのだが、なんといっても狂って斧を振り回すジャック・ニコルソンの迫力が鬼気迫る。 彼がなぜ狂ったのか。物書きの彼がタイプライターに延々と打ち込んでいたのは「All work and no play makes Jack a dull boy」(仕事ばかりで遊ばない。ジャックは今に気が狂う)の文言。膨大な紙束にそれだけがズラズラと溢れるシーンは、とてつもなくゾッとする名シーンである。オカルト的な解釈だけによらない、人の心理の狂気をすくいとるような描写も見どころだ。
作品ページへアメリカ犯罪史上最も凶悪かつ、美しき殺人鬼
(C)2014 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved.
MONSTERモンスター
(2014年)作品紹介
厳格な資産家夫妻が日中に相次いで殺される。斧で何度も何度も切り付けられた凄惨な殺人現場。状況証拠から、第一発見者であり被害者の娘であるリジーが疑われることになるのだが……
紹介理由
原題は「Lizzie Borden Took an Ax リジーボーデンは斧を手に取った」。実在の事件を元にしたマザーグースの歌として英語圏では有名。舞台は19世紀末のアメリカ。凝った衣装とセットの中で物語は進んでいく。裁判の流れを追うためホラーというよりミステリーに近いのだが、いかにも非力そうなリジーが見せる冷酷さ、サイコパスとしての片鱗がとてもコワイ。虐殺の舞台になった「リジー・ボーデン・ハウス」は宿泊施設として現存しており、幽霊が出る名所となっている。
作品ページへ135万円の制作費で全世界を恐怖で包み、150億円の世界興行収入を叩き出したPOV超常現象スリラー。
(C)2009 Oren Peli d.b.a Solana Films./(C)2010 Warner Bros.Entertainment Inc. All right reserved.
パラノーマル・アクティビティ
(2009年)作品紹介
同棲中のカップルが、起きるはずのない家の怪音、ラップ現象に遭遇する。不安に思った2人は自室にカメラを仕掛け、寝ている間に何が起こっているのかを撮影し始めるが、現象は少しずつエスカレートしていき……。
紹介理由
カメラの映像を確認して、現実をしるドキドキ。その昔の心霊写真を見るわくわくを思い出させる、そういった実在映像の雰囲気がたっぷりある「ファウンド・フッテージ」系映画の佳作だ。音が怖い。カメラのすみに映った影が怖い。映像の動きが少ないからこそ、ちょっとしたオドカシや異様なシチュエーションが映える。うわっ、何か映ったぞ……と画面を凝視していると、心臓に悪い出来事が不意打ちで起きる。ぜひ、部屋を暗くしてどうぞ。
作品ページへ“伽椰子”の家に引っ越してきた一家を襲う呪いの恐怖とは!? 栗山千明が主演する劇場未公開版『呪怨』。
呪怨
(2000年)作品紹介
不登校の小学生生徒を心配し、家庭訪問を行なう教師。荒れはてた一軒家で生徒と出会った教師は、誰も帰ってこない家で異様なものを発見する……
紹介理由
数々のシリーズ作を残した呪怨を作られた順に並べると、Vシネマ版「呪怨」「呪怨2」「呪怨 劇場版」「呪怨2 劇場版」、ハリウッド資本で作られた「呪怨 THE JUON」「呪怨 パンデミック」となる。最初作であるVシネマ版「呪怨」はビデオ制作ということもあり画像がかなり荒く、時系列も弄っていて駒切れでシチュエーションが描かれる。伽椰子がストーカーだったこと、その夫が狂っていたこと、などは断片的にわかるのだが、それらを繋ぐ線はあえて削られていて映像では描かれない。それが故の想像の余地や広がりがあるのも面白い。また、伽椰子のキャラクター性がだんだん強くなっていく後期シリーズものとは違い、オリジンならではの怖さがある。アナログな怖さを体感したい人におすすめ。
作品ページへ奇妙な「音」は、連鎖する不可思議な事件への招待状だった。心霊マニア役の坂口健太郎の怪演も観ものです。
(C) 2016「残穢 -住んではいけない部屋-」製作委員会
残穢 -住んではいけない部屋-
(2015年)作品紹介
初めての一人暮らしのマンションで聞こえる掃くような奇妙な音。オカルト雑誌の連載に寄せられた体験談が奇妙な一致をもたらせていき……
紹介理由
なんとなく薄気味悪い部屋。誰が住んでいるのかわからない部屋。住民が次々と転居していく、いわくつきの部屋。そんな都市伝説は、誰しも一度は耳にしたことがあるはず。旧家でみた幽霊、新居のラップ現象、ゴミ屋敷、イタズラ電話、過去にあった自殺、不自然死……一つ一つはなんてことのないよくある話をとつとつとした描写で積み重ねていく。実はそれらが全て伏線で、大本を辿っていけば、最も忌まわしい大量死事件という過去に繋がっていく。怖いだけでは終わらない、良質なミステリーにもなっている。竹内結子、橋本愛などの豪華なキャストも見どころの一つだ。
作品ページへホラー映画の黄金期は50-70年代。近年は1968年のレイティングシステム(R指定)導入前の有名作品のリメイクや新作が作られるようになりました。 ホラー映画の第一人者、ジョージ・アンドリュー・ロメロ(George Andrew Romero)のゾンビ映画は残らずリブートされており、有名な、『遊星からの物体X』や『キャリー』もリメイクされています。 『アルマゲドン』等のヒットを連発したマイケル・ベイ(Michael Bay)、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキス、『ジュラシック・パーク』のスティーヴン・アラン・スピルバーグ(Steven Allan Spielberg)など、名だたる映画監督が、ホラー作品をプロデュースする事も多く、スクリーンの大画面の中に埋め込まれる恐怖と迫力が、あの有名作品の着想を得るきっかけになったのかもしれません。 最近では、スティーヴン・エドウィン・キング(Stephen Edwin King,)原作のホラー小説、『IT-イット-』をリメイクした作品、『IT イット "それ"が見えたら、終わり。』がアメリカでオープニングの興行収入の業界予想を大きく上回り、大ヒットしています。9月10月は業界的に興行苦戦する事が多い中、『スパイダーマン:ホームカミング』『ワンダーウーマン』をも超えるオープニング興行収入記録で、『美女と野獣』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』に次ぐ第3位、歴代秋公開作品の中でも異例のヒットとなっています。日本では11月3日劇場公開予定、Rakuten TVでも配信予定が決まり次第、スグにお知らせ致します。既に続編も期待されているこの作品、ホラー映画を盛り上げてくれる期待の映画です。
紹介作品一覧
Copyright(C) 2009 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.(C) 2014 Castelao Pictures, S.L. ・ Pantelion LLC ・ Rebelion Terrestre Film, S.L. ・ Sumcamp La Pelicula A.I.E.(C) MCMLXXIV BY VORTEX, INC.(C)2010 Family of the Year Productions, L.L.C.(C) 2007 Warner Bros.Entertainment Inc. All Rights Reserved.(C)2014 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved.(C)2009 Oren Peli d.b.a Solana Films./(C)2010 Warner Bros.Entertainment Inc. All right reserved.提供 東映株式会社/(C) 東映ビデオ(C) 2016「残穢 -住んではいけない部屋-」製作委員会